在宅勤務などのテレワークが浸透してきて、快適な作業環境を自分で用意する必要性が高まっています。

今回の記事では、テレワークが初めての人は何を揃えればいいのか?
分かりやすく紹介しています。
また既にテレワークに慣れている人でも、意外と気づかなかった便利なものについて発見がある内容となっております。

テレワークで確実に必要なもの

まずはテレワークに必須となるものをご紹介します。
初心者の方は、急に在宅勤務などになって慌ててしまうことがないように知っておきましょう。

パソコン・スマホなどの端末

テレワーク時でもオフィス勤務と同じような作業環境を構築するのに、パソコンやスマホは必須となります。
会社支給の端末を使うのか? それとも私物のパソコンでも対応できるのか? 会社によって対応は変わりますが、テレワークに対応したスペックのマシンを必ず用意しましょう。

インターネット環境

テレワークになると、インターネットにつながる環境が必須になります。
ネット接続のスピードと安定性が損なわれない回線を準備しましょう。

スマートフォンのテザリング等を利用する場合には、契約の種類によっては容量が足りなくなる場合があります。特にWEB会議が多い場合は通信量が増えてしまってあっという間に契約の量を使い果たしてしまうことになります。

自宅に回線を引いている場合は、それらの利用が可能かどうかも併せて会社への確認をしておきましょう。

各種アプリ・ツール

テレワークになると、チャットやWeb会議などのコミュニケーションツールが必須です。その他にもファイルの保存や提出、データの共有などに各種アプリやツールを使用することになります。

会社によってはインストールを制限していることもあり、事前にインストールされていないと急な在宅勤務等には対応ができません。出社ができる今のうちに確認をしておきましょう。

在宅勤務であるといいもの

テレワークになると在宅勤務になるケースが多いです。
その際に、快適な作業環境は自分で準備しなければなりません。
そこで自宅にあると便利なグッズを紹介します。

ヘッドセット(マイク)

ノートパソコンの場合はスピーカーやマイクが備え付けられているものも多いですが、Web会議などの際中に周りの生活音や環境音を拾ってしまったり、会議をメモしているとキーボードの操作音がそのまま振動となってマイクに伝わってしまいます。このような状況では、お互いの声が聞き取りづらい場合もありますので、ヘッドセットがあると便利です。

スピーカーフォン

テレワークに注目が集まっているので、スピーカーフォンも様々な種類が発売されています。
Web会議など、1対多数で話すのに用途が特化しているものがありますので、ミーティングが多い職場では大活躍します。

疲れにくいチェアー・デスク

テレワークで長時間座りっぱなしになりがちなので、自分の体型や感覚に合ったものを用意できれば、生産性アップにも繋がりますし、健康にも良いです。

チェア用座布団

腰痛予防として、座布団があると負担を軽減できます。
下に敷くタイプ、背中から支えるタイプなど幅広くあるので自分に合ったものを探してみましょう。

また、自宅にパソコンを利用するときのデスクやチェアが用意できないといった場合、ダイニングテーブルを利用されている場合もあるとは思いますが、そういう場合にも有効です。少し値段は上がりますが、腰を支えるようなタイプなど様々なものが売っていますので実際に座って試してから購入をしてください。

ネックピロー

パソコンで作業を長時間していると、肩こりや首こりの症状が強くなる人が多くいます。
休憩の時などに、サッと取り出して疲れを緩和してくれるのでオススメです。

デュアルモニター

テレワークで使用するアプリやファイルが多くても、スペースに余裕がある場合はデュアルモニターを別に用意すると便利です。複数のウィンドウを同時に表示できるのでマルチタスクが効率良くなります。

プリンター

データを見ながら仕事するよりも、紙に印刷した方が効率良くなる場合もありますので、家庭用プリンターがあると安心です。

シュレッダー

意外と自宅には無かったりすると思いますので、紙媒体の大切な情報を扱う場合は、1台あると重宝します。

ブルーライトカット対策グッズ

パソコンやスマホなどの端末からは、ブルーライトと呼ばれる可視光線が発せられています。
ヒトの目で見ることのできる光の中で、最も強いエネルギーを持っているため大量に浴びるのは良くありません。
ブルーライトをカットするメガネをかけたり、端末の画面にフィルムを貼るなどの対策がオススメです。

テンキー・キーボード・マウスなどの各種備品

テレワークになると作業時間よりも、成果を出したかどうかが評価される傾向にあるため、作業効率が悪くならないように、使いやすい備品を揃えておくのがオススメです。

デスクライト

作業を快適にサポートしてくれますし、目に優しいタイプを選べば疲れを緩和するのにも一役買いそうです。

クラウドサービス・外付けの記憶装置

書類の保存やバックアップがあると安心です。
データが大容量でなければ、クラウドサービス、SSDなどの外付け記憶装置があると良いです。
また外付けのHDD(ハードディスク)の場合は物理的に寿命があるため、データを長期間保存するには注意が必要です。

また、これらの機器については会社でクラウドを指定している場合等が多くありますので、利用については必ず事前に確認をするようにしましょう。

クリーニンググッズ

パソコンやマウス、キーボードなど手に触れる場所や、端末のスキマなどを掃除できる専用のクリーニンググッズを揃えておけば、いつも清潔に保つことができます。

自宅以外でテレワークする時にあると良いもの

テレワークをする場所は必ずしも自宅とは限りません。
カフェやコワーキングスペース、空港や新幹線の移動中などあると便利なものを紹介します。

モバイルWi-Fi(ポケットWi-Fi)

モバイルWi-Fiルーターがあれば、電波の届く範囲でパソコンやスマホなどをインターネットに繋ぐことが出来ます。
契約するプランによっては、月額制で通信データ量を気にすることなく使えるので安心です。

ただし、データ量について気にしなくてよいプランであったとしても、通信速度が制限される場合もありますので、自分がどの程度の速度を必要とするかを確認してから契約をするようにしましょう。

セキュリティワイヤー

カフェなどで作業をしていて、トイレなど席を外したいと思った時に端末の盗難リスクが心配になると思います。
そんな時でも、例えば自転車のチェーンロックのように、端末とテーブルの脚などをワイヤーで繋いでしまえば、盗難のリスクを下げるのに一役買ってくれそうです。

モバイルバッテリー

外で充電できる場所がない時でも、モバイルバッテリーがあれば安心です。
使用する端末の電流、電圧など種類が合っているか注意して選びましょう。
合ったものを利用していない場合、充電ができません。

覗き見防止フィルター

背後から覗き見されてしまう対策として、覗き見防止フィルターを貼っておくのがオススメです。
また、顔認証によって第三者が覗き見すると自動的に端末の画面をロックするソフトウェアなどもあります。

まとめ

テレワークをするのに、パソコンとインターネットに繋ぐ環境があれば最低限はどうにかなりますが、意外とストレスになることも多いのではないでしょうか?
今後テレワークはますます浸透していくと思われますので、少しでも快適で生産性を上げるための工夫をしていきましょう。